ボストン旅行①ボストンキャリアフォーラム

11月の3週目、サンクスギビングの直前の週末に夫の就職活動でボストンまで行ってきました。

通称「ボスキャリ」と呼ばれる、ボストンキャリアフォーラム。主にアメリカに留学中の日本人学生を対象にした合同説明会&面接のイベントです。日本の大企業や投資銀行・コンサル、大手外資系企業などなど、沢山の企業が優秀な留学生を獲得しようと集まってきます。私の会社も来ています。

会場はBoston Convention & Exhibition Center。日本の東京ビッグサイトや有楽町の東京国際フォーラムみたいな感じです。

今年のボスキャリは2017年11月17日~19日の3日間で、夫は金曜日から旅立ちました。私は授業が2コマあるので、土曜日の早朝にAmtrak(電車)で向かいました。

予約を後回しにしていたら、狙っていた時刻のシートが30ドル近く値上がりしていてショック…。

ニューヨークからボストンへの交通機関はラガーディアから飛行機で飛ぶか、ペンステーションからAmtrakで行くか、2通りあります。飛行機だと1時間くらいで着きますし、実はAmtrakと比べてそこまで高くないので、多少高くても良い人は飛行機がオススメです。私はAmtrakに乗ってみたいのと1人なので節約の為、往路はAmtrakにしました。Amtrakは4時間~5時間くらいかかります。

ペンステの乗車場所はすこし分かりづらく、あやうく迷子になって乗り遅れるところでした。空港と同じで、発車する便が近づくとゲートが開くシステムなのですが、発車の10分前まで掲示板にもゲート名が出てこず、色んな人にゲートがどこか聞いてまわる混乱っぷり😅次からは多分、大丈夫です。

お昼頃にボストンに無事到着し、夫のいる面接会場へ向かいました。

当たり前ですが、駅から会場まで(10分程度)の道はリクルーティングスーツを着た日本人が沢山!

会場に着くと日本人だらけ!アメリカにこんな沢山の留学生がいるんだな~と感心しました。

ただ、聞くところによるとオーストラリアやイギリスなど他の国の日本人留学生もわざわざ面接を受けに来るようです。

あと、強者と思うのが留学生ではないけれど日本からボストンに来て面接を受ける学生。確かに、日本の学部3年生や修士1年生は就職活動が本格化するのは数か月先になるので、練習がてら受けるのは良いかもしれません。お金がかかるのと、そこでダメだった場合は同じ企業を受けられないケースもありますが。

夫と会うと、本日分の面接は終わったようでした。外資系投資銀行や外資系コンサルティング会社はMBA生には比較的門戸が広いようです。

ボスキャリでは、内定を出す企業、インターンシップのオファーを出すだけの企業(内定はインターン後)、会社説明会だけの企業など様々です。夫の志望企業はすべてインターンのポジションだけをオファーしています。

ランチはボストンの有名なクラムチャウダーを食べようということで、会場近くのレストラン「Row 34」に行きました。

Yelpでその場でクイックに調べて見つけたレストランですが、中々オシャレな雰囲気で、料理も美味しく良かったです。某戦略コンサルのディナー(※)はここで行われたらしいです。

(※)ディナー :主に投資銀行や金融系では内定出した学生のリテンション or 内定を出す直前の学生の面接の一環として、ディナーを開催します。あるいは、会社説明(という名の学生評価の場)としてもディナーを開催します。

ランチ後、夫はMBA受験準備時代にお世話になったYさん(アメリカMBA卒業)がリクルーティングでボスキャリに参加しているということで会いに行きました。

残った私は1人で、ボストン茶会事件博物館へ。

ボスキャリの面接会場からボストン茶会事件博物館は歩いてすぐ。運河のほとりにあります。

入場料は大人25ドル、学生証を見せると23ドルにしてくれました。

ここの博物館は、中々面白かったです。

入場者は自由に博物館を見て回るのではなく、全員ツアーに参加する形で見学します。ツアーは一定の時間ごとに始まります。

まず、エントランスに入ると18世紀の当時の雰囲気を再現したミーティングホールがあります。

そこでイギリス統治下のアメリカ人(colonizer)の衣装を着たキャストが待っており、トランプのようなカードを手渡されます。カードにはボストン茶会事件に関連する人物の名前と短いセリフが記載されています。この人物はカードによって異なるようです。

そして、ボストン茶会事件が起きる当時を再現した劇が始まります。イギリスの政策がいかに酷いか、税金が重いか、等々。

途中で、カードの人物の名前が呼ばれると、そのカードを持ったツアー参加者は起立し、そのセリフを読み上げます。

また、要所要所でキャストの叫びに「Huzaah!」と同調したり(日本語だと「そうだ、そうだ!」って感じ?)、ブーイングや怒りを表すジェスチャーとして、座っている椅子をバシバシ叩くなど、参加者一体型です。結構、激しいので途中で小さい子が泣いていました。

その後、外にある船に移動します。ここでも、当時の再現劇が続いている前提でキャストは色々と説明してくれます。

船にはレプリカの茶の荷箱がいくつかおいてあり、それを海に投げ込んで(重くないです)、茶会ごっこを楽しめます。荷箱はロープで船と繋がっており、海に投げても流れていかないようになっています。

船の後は館内に戻り、今度はショート映画を鑑賞。大河ドラマのような感じですが、音楽や演出等、なかなかよく出来ています。

映画が終わるとツアーはおしまい。その後は出口にあるカフェやお土産ショップを自由に楽しむことができます。

時間つぶしで行ったのですが、面白かったし行ってよかった😍

そして、たまたまですがボストン茶会事件博物館と宿泊するホテルが目と鼻の先ほどに近くてラッキー😊

ボストンのインターコンチネンタルに泊まりましたが、駅(サウス・ステーション)からも、ボスキャリの会場からも近くてオススメ。

キューバ旅行の直後だったので、綺麗な客室に感動。大手のチェーンホテルはやっぱり良いですね。

Yさんとのミーティングが終わった夫は、ホテルに一瞬戻りましたがすぐに投資銀行の1社からディナーのお誘いを頂き、夜の10時くらいまで帰ってきませんでした。

ということで、無事希望進路の1つである投資銀行からインターンオファーを貰えたので、妻としては嬉しい気持ちです。お疲れさまでした💕

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