Spring Trip to 台湾・香港・上海 ~②台湾

今週1週間のスタディートリップ自体は香港・上海だったのですが、前乗りで台湾に駐在している中学同級生の友人を訪ねることにしました。同じくアメリカのMBAに留学している中学同級生がたまたま交換留学で香港にいたため彼も合流し、男3人での台湾観光です。

友人の完璧なガイドを頼りに、火鍋・白酒・ビーフン・小籠包・マンゴーかき氷や夜市に出ている様々な屋台料理を堪能し、中正(蒋介石)紀念堂や101タワーを観光し、猫空ロープウェイ終点近くのカフェから台湾の夕焼けと夜景を美味しいお茶と共に眺め、マンハッタンの喧騒を離れて久しぶりにゆったりとした時間を楽しむことができました。

なお、台湾に到着した時に興味があって調べてみたのですが、台湾の出生率は1.1弱と日本をも大きく下回り世界ワーストレベルだそうです。友人に聞いてみると、晩婚化がどんどん進んでいるとのことで多くの人が30歳過ぎてから結婚するとのこと(国民性なのか、経済的な事情なのか気になるところです)。ただ高齢化は日本ほどではないため、人口は2,400万人強で2030年までは微増傾向が続くと見込まれています。

また、台湾は親日国と言われ、その要因として日本が台湾を統治していた時代に台湾のインフラ等の発展に貢献したことが大きいと以前聞いたことがあったので、この点も友人(ちなみに彼は台湾に5年近く駐在)に聞いてみた所、「確かに親日の人もいるが、それはあくまで蒋介石の統治と比較して日本の統治はまだましだったよねということで、それ以上でも以下でもないと思う」という興味深い感想。国同士の関係性を単に親日・反日で表現するのはあまりにも平面的で、それがどの位の距離感なのか歴史的な背景と共に立体的に理解する必要があると改めて感じる瞬間でした。

ちなみに、台湾の物価は大体日本の7掛けと言われ、今回観光していてその位かなという実感でしたが、101タワー(金融機関をはじめとする外資系企業が多くオフィスを置いています)近くのエリアのマンションでは1部屋2億円以上するとのこと。。物価の高い安いを問わず、一部の不動産にはお金が集まるんだなと感じる一件。

実質1日強という短い時間ながら台湾の様々な側面を楽しませてくれた友人に感謝!次回台湾に来る時は、台湾南部や九份なども周ってみたいなと思います。

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