ミュージカル版アナスタシア

渡米後初のブロードウェイミュージカルを見てきました。

見たのはアナスタシア。今年の4月より公演が開始されています。

アナスタシアは1997年のアニメが有名で、私も昔から好きな映画だったので
昨年にアナスタシアがミュージカル化されるのを知ってからずっと楽しみにしていました。


(アナスタシアは英語の発音だとアネステージャで、最後のSは濁音になることを今回初めて知る。)

チケットはTelechargeという公式ブロードウェイチケット販売サイトで買いました。Handling Feeという手数料20ドルちょっとを含めて1人182ドル(日本円で約2万円)。会社の新人研修時代に何回かブロードウェイは見に行ってましたがもう少し安かった(100ドル前後)ので少しびっくり。席はオーケストラ席(1階)の前から10列目くらいだったので近すぎずよく全体が見えて良かったです。チケットサイトは他も見てみましたがHandling Feeが高かったり、確保している席がイマイチだったり。Telechargeは公式だけあって確保している席も多かったので決めました。

人気度

平日の午後2時という日本だったら空いてそうな日時にも関わらず、開演30分前にはかなりの行列・・・。隣のオペラ座の怪人のシアターまで列が伸びていて、どこが最後か分からないほどでした。席もほぼ満席。

内容

内容はアニメ映画とは結構違いました。特にファンタジー要素は消されていてます(敵役のラスプーチンという魔法使いは、グレブというソ連の軍人?に変わっている)。

その他にもキャラクターの観点では主要なキャラが変わっていたり(ディミトリの相棒のウラジミールはヴラドという少しスマートな男性へ)、新キャラが出ていたり(グレブに加えて、ヴラドの恋人役が登場)、それに合わせて内容も少し違ったものになっていました。

ストーリーだけを見れば映画の方が、パリまでの道中の困難さの描写があったり、ディミトリとの最初の出会いのシーンもあることで、最終的にアナスタシアが皇女ではなくディミトリとの人生を選ぶ結末が自然な流れになっているよう思いました。特にパリまでの道中は一瞬で終わってしまい、ちょっと残念。

 

歌・パフォーマンス

歌・パフォーマンスはかなり楽しむことができました!特に旧城の中でアナスタシアが過去を思い出しながら歌うOnce upon a Decemberは煌びやかで荘厳で本当に良かったです。過去の思い出として登場した貴族達の衣装も素敵。

パリ到着直前のアナスタシアがソロで歌うJourney To The Pastも歌唱力がすごかったですし、皇太后との再会でバレエ・白鳥の湖を見るシーンは白鳥の湖が大好きなので実際のバレエを見れて二重に感動しました。

とにかく歌・パフォーマンスだけでも見る価値あります。

主要な曲は映画と同じものでしたが、いくつかミュージカル用の曲が追加されていました。At the beginningが無かったのはかなり残念・・・!最後、流れるのかとずっと期待してたのでカーテンコール中、集中出来ませんでした;;
アナスタシアの曲は大好きで自分の結婚式でも流したりしてたのですが、夫は全然気付いていなかったです(=_=;)

次は来年2月公演のFrozen(アナと雪の女王)ですね!!

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