授業開始&コア授業の免除(Exempt)

今週の火曜(月曜はLabor Dayのため休み)から本格的に授業が開始した。コロンビアビジネススクールは、授業期間が大きく1年秋(9月1週目~12月3週目)・春(1月4週目~5月2週目)、2年秋・春の4期間に分かれており、さらにその中で前後半(Aターム, Bターム)に分かれているため細かく見ると計8タームということになる。2年間が大きく4つに分かれているのは、大体どの北米ビジネススクールも同じだと思うが、他の学校に行った友人の話を聞いていると、学期の開始/終了時期が思った以上に学校毎で異なっている。

そして、入学してから(アカデミックまた就活上で)特に重要と感じたのがコア授業(基本必修の授業)の実施期間と重み、またコア授業を免除できるか否か。ハーバードの様に1年間コア授業義務の学校もあれば、シカゴブースの様に1年初めからコア授業がなく、エレクティブ(選択)授業を取れる学校もある様にここは学校によって大きく異なる点である。コロンビアはこの中間に位置しており、1年秋学期はコア授業があるが春学期からは無くなり、また1年秋学期のコア授業も大半は免除試験(Exempt Exam)をパスすれば代わりに選択授業を取って良いこととなっている。コア授業は、LEAD、Strategic Formulation、Managerial Economics、Managerial Statistics、Accounting、Corporate Finance(CF)、Marketing、Global Economic Environment、Business Analyticsといった内容があるが、僕はこれまでの職務経験を踏まえてAccountingとCorporate Financeの免除試験を受けて無事パスすることができた。が、パスしても実際に受けても良いため、非常に悩んだ。というのも、コア授業を受けなかった場合、
①クラスメート/スタディメンバーとのつながりが薄くなる
②(難しいと思われる)選択授業を取って就活の時期に課題で苦しくなる
③②とも関連するが、相対的に成績が悪化する
可能性を危惧していたため。色んな人に意見を聞いてみたが人によって全く異なっていたため、さらに悩みは深まるばかり。。ただ最終的には、今年卒業したばかりの先輩にアドバイスをお願いした所
「コアは免除できるならした方がいい。同じ学費払って60単位取りに行くわけで、その学費の1/10を使って既に知ってることやるのは勿体ない。①に関しては、クラスメイトとは他の機会で沢山仲良くなれるとは思う。②に関しては、選択授業の方が宿題とかは少ないから、就活するなら免除した方が有利。③成績も選択授業の方が取りやすい(コアは基本相対評価なのに対し、選択授業は絶対評価の教授がほとんどだから取りやすい)」
という貴重なコメントを頂き、最終的には免除することに。

結果的に、授業が始まって1週間が経ち、免除しておいて良かったと実感している。僕はAccountingとCFの代わりに選択授業としてCapital Markets & InvestmentsとReal Estate Financeを受講したが、この2つの授業の方が他のコア授業と比較して将来の仕事もしくは個人としての投資に活かせると思えるのと、クラスメートの話を聞いているとやはりコア授業(特にAccounting)の方が課題が重い、という点が大きい。一方で、コア授業を全部免除している訳ではないため、クラスメートやスタディメンバーとの接点も保てているのも重要だと思う。ということで個人的には、週5コマのうち、2コマをコア、3コマを選択授業とする(3~4科目免除)とするのが丁度良いバランスかな(僕の場合、もう1~2科目免除すればよかった、、)というのが感想である。ただ、コア授業を取っていないと、「Takaは朝授業に来ずに寝ている!」という冗談(悪評?)を言われるのが弊害ではあるが・・・

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