Le Bernardin | AMERICAN / 奨学金スポンサーの方との会食

今日は学費の一部を奨学金としてスポンサーして頂いているRさんご夫婦とディナーに行くことに。この奨学金は学校がNeed-baseで提供しているもの（返済不要）で、スポンサー候補者の意向を踏まえた上で要件を満たす学生がいれば支給されることになっている。Rさんは奥さんが日本人ということもあり、日本人に奨学金を支給したいという意向があったため、今回運よく僕が支援を受けることになった。
1ヶ月前程にRさんからメールを頂き、ぜひ奥さん含めディナーでもどうかという有難いご招待。当然お店はこちらで手配しようと思い、好みのお店を聞いたところ候補として頂いたのがLe BernardinとThe Modern。なんとこのLe Bernardn、ZAGATの”Most Popular”ランキングで1位のレストラン！！奥さんと一度行ってみたいねという話をしていた。ということで、厚かましくもLe Bernardinでお願いさせて頂くことに（The Modernもかなりの人気店ということで今度別の機会で奥さんと行くことにした）。

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お店：Le Bernardin
住所：155 West 51st Street（ミッドタウン）
URL：https://www.le-bernardin.com/
Zagat food rating (2017)：4.9
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お店は雰囲気・対応（僕はジャケット着用ということを知らず、ニットとシャツという格好で行ってしまったのだがジャケットを貸してくれるという気配り。。）共に素晴らしく、料理もフレンチに和の要素が随所に取り入れられて肉・魚問わず繊細な味で美味しい（特に日本人好みの味だと思う）。
Le Bernardinを楽しめたのも嬉しかったのだが、何より感銘を受けたのは奨学金を支給している学生をさらに超高級レストランに招待するRさんの寛大さ。Rさん（彼はアメリカ人）は元々コロンビアビジネススクールを卒業した後、マッキンゼーとアクセンチュアでコンサルタントとしてのキャリアを積み、アクセンチュアではパートナーまで務め、現在は年間半分は故郷フロリダで過ごし、フロリダでは地域環境を守る活動も行っている。Rさんは、様々な人からの支援無しには自らのキャリアを重ねることはできなかったということで、僕を含む色んな学生に支援を行っているとのこと。
僕も、今回のMBA留学に際して両親や奥さんのご両親から有形無形のサポートを受け、友人や先輩からは学生だということで食事をご馳走になり、コロンビア卒業生のIさんからは快くインターンを受け入れて頂き、感謝してもしきれない。そして、元々は全く繋がりがなかったRさんご夫婦と今日ディナーをご一緒できたことで、改めて自分の人生における寛大さの重要性を実感すると同時に、自分もいずれは若い人の支援をできるようになりたいと強く願う1日になった。

以下、妻が追記。

レストランの内装。落ち着いており、ドレスコードもしっかりしています。

まずはスターター。盛り合わせが日本っぽい。

前菜1品目はFluke（ヒラメ）でキノコを包んだお料理。紫蘇のジュレソースがとっても爽やか。

前菜2品目はSea Trout（マス）を味噌ソースでトーストしたお料理（写真無し）こちらもさっぱりしていて美味しい。

メインは和牛ステーキとWhite Tunaのステーキ。

和牛は確かに和牛でした笑。つまり霜降り。美味しかったのですが、日本の霜降り和牛より脂の質が若干オイリーかもしれません。アメリカでは赤みが基本なので、たまには良いですね。ところで、日本のお肉はなぜあんなに繊細で柔らかな味なんだろう・・・

White Tunaとはアブラソコムツのことらしいです。下痢を起こすとかで日本では販売禁止みたいですが…もちろん、特に食べて問題は無かったです。白身魚美味しい。

こちらはPoached Halibut（日本語で何と呼べばいいか分からない）。松茸とウニの出汁とのマリアージュ。今日1番美味しかったです。また食べたい。

デザートにモンブラン！！！モンブランは実はアメリカだと中々お目にかかれません。というより、日本のモンブランは独自路線なので、本家のフランスのモンブランとも若干違います。日本のモンブランが恋しかったので、メニューを見て興奮しました。さすが日本テイストを取り入れたレストラン。ご丁寧に金箔で飾られています。どちらかというとフランス系でしたが（タルト無し、中はびっしり生クリーム）美味しかったです。

食後のお茶は、なんと南部鉄器で出てきました。ウェイターの方も「Nanbu-tekki」と呼んでいました。

日本人にはとてもフレンドリーなメニュー内容、そして素晴らしい内装とサービス。間違いなくナンバーワンレストランです。Rさんご夫妻には本当に感謝です。